Interview Relay ~42のストーリーで想いを繋ぐ~
My Tokyo Marathon is…?たくさんの感謝が生まれた!
- 走る人

東京マラソンへの想いを42のストーリーで繋ぐインタビューリレー。
今回は10.7kmに初めてチャレンジしたことで「たくさんの感謝の気持ちを知り、感謝の気持ちが生まれた」と語る、大柳志織さんの素敵なストーリーをご紹介します。
世界中のランナーが一つの場所に集まることに感動
――現在掲載されているインタビュー記事で最も共感した記事を教えてください。何km目のランナーの記事ですか?
22km地点の佐藤理さんの記事です! ”走る喜びと挑戦の象徴”という言葉が私の東京マラソンに対する想いに似ていたからです。
――東京マラソンの一番の魅力、走りたくなるポイントはどんなものですか?
一番の魅力は、約38,000名の世界中から集まったいろんな人たちが一斉に走っているということです。普段、ランナーは世界中の各地で走っていると思うのですが、東京マラソンでは今までそれぞれの場所で練習してきたランナーが一緒に走るという点でとても感慨深いなと思いました。また、「みんな走ってる!」と気づかされたことでもっと頑張ろうと思い、普段以上の頑張りができました!
自分に限界はない、もっとたくさん挑戦したい!
――あなたの心が動いた東京マラソン関連のエピソードやストーリーを教えてください。
ランナーとして初の東京マラソンで、10.7kmを無事に走り切れるかスタート直前まで不安でした。ですが、周りを見渡すと、本当にいろいろな国籍の方々、障がいのある方々がいらっしゃって、それぞれの人がそれぞれの想いを背負って走るんだなと思い、心が動きました。自分にももっとできることがあるんじゃないかと考えさせられたのと同時に、自分に限界はないんだなと気付かされ、もっともっとたくさんのことに挑戦して強い人間になりたいなと思いました。
――東京マラソンは2027年に20回大会を迎えます。世界一の大会になるために、東京マラソンに期待したり、もっとパワーアップして欲しいことはありますか?
一つあるとしたら、国際交流の場がもっとあればいいのかなと思いました。海外の方に英語で話しかけたいと思うものの、「今話しかけたら迷惑にならないかな」とか、「話したくなかったらどうしよう」と考えてしまい、話しかけられませんでした。ですので、国際交流ができるようなブースなどがあれば、さらにグローバルで世界との絆を深められるような大会になるのではないかなと思いました!
たくさんの出会い、経験、そして応援
――ずばり、あなたにとって東京マラソンとは!?
感謝を知ること!!
道で応援してくれた人々の声援のおかげで走り切れたと言っても過言ではありません。「がんばれー!」「nice run!!」「あと少しでゴール!」「あと○○mだよ!」などの声援は忘れられないくらい、辛いと思いながら走っていた私のエンジンになりました。また、ボランティアの方々がたくさんいたことで、困ったらいつでも話しかけられると安心でき、快適に走ることができました。私たちランナーのために本当にありがとうございました。応援していただいた皆さん全員に直接深く頭を下げてお礼を言いたいぐらい、感謝しています。
また、東京マラソンを開催するにあたっての交通規制のおかげで、普段は車や歩行者で賑わっている道を爽快に駆け巡ることができました。本当に良い経験ができたなと感じているので、交通規制に協力していただいた皆さんにもとても感謝しています。
一方で、自分がどれだけ恵まれているのかについても改めて考えさせられました。いつもの学校の登下校ではそんなことを考えることは少なかったですが、スタート地点の新宿までは電車で何の困難もなく到着し、帰る時にはすぐに電車が来てスムーズに家に帰れたことで、自分は幸せなんだなと気づきました。
大会前の東京マラソンEXPO 2025ではたくさんの出会いがあり、いろいろな経験をし、たくさんの応援をいただきました。明るく出迎えてくれた皆さんに本当に感謝しています。そして何より、この東京マラソン2025を主催していただいた、東京マラソン財団、運営関係者の皆さん、そしてパートナー企業に本当に感謝しています。私にとって絶対に忘れられない貴重な経験になりました。この大会を通してたくさん感謝の気持ちが生まれました!
ありがとう!!!