Interview Relay ~42のストーリーで想いを繋ぐ~
My Tokyo Marathon is…? 強く願い努力すれば、どんな目標も達成できる
- 走る人

東京マラソンへの想いを42のストーリーで繋ぐインタビューリレー。
今回は中央アメリカ初のロービジョンのパラアスリートとして、アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)を完走することを目標としているEuさんの素敵なストーリーをご紹介します。
目標はパラアスリートとしてアボット・ワールドマラソンメジャーズをすべて完走
――現在掲載されているインタビュー記事で最も共感した記事を教えてください。何km目のランナーの記事ですか?
私が最も感銘を受けたのは、3km地点のインタビューです。車いすレースディレクターの副島正純さんのストーリーにインスピレーションを受けました。
――東京マラソンの一番の魅力、走りたくなるポイントはどんなものですか?
パラアスリートとして、中央アメリカ初のロービジョンのパラアスリートとして、AbbottWMMをすべて完走することが私の目標です。その中の一つである東京マラソンへの挑戦は、特別な意味を持っています。さらに、日本の文化にもとても興味があり、日本人の秩序や礼儀正しさには特に感銘を受けています。
20周年記念の大会テーマソングがあれば
――あなたの心が動いた東京マラソン関連のエピソードやストーリーを教えてください。
東京マラソンを走った人たちは皆、大会全体を通じた秩序と安全性の高さを強調しています。それはレース中だけでなく、レースの前後も含めた素晴らしい運営によるものです。さらに、東京という街全体がマラソンに訪れるランナーたちを温かく迎え、サポートしてくれるという話を聞き、とても感動しました。
――東京マラソンは2027年に20回大会を迎えます。世界一の大会になるために、東京マラソンに期待したり、もっとパワーアップして欲しいことはありますか?
20回大会を迎えるにあたり、記念となる特別なメダルやジャケット、Tシャツなどの公式グッズを充実させるのはどうでしょうか?
参加者がこのイベントの思い出を形として持ち帰り、世界中に東京マラソンの魅力を広めることができます。ランナー自身だけでなく、家族や友人への贈り物としても喜ばれるはずです。
また、20周年の節目として、マラソンコース全体に伝統的な日本の音楽を生演奏で取り入れるのも素晴らしいアイデアだと思います。私は視覚に障がいがあるため、聴覚から得る情報がとても重要です。伝統音楽が流れることで、より深く東京マラソンの雰囲気を楽しむことができるでしょう。さらに、20周年記念のオリジナルソングを作り、それを大会のテーマソングとして事前にSNSなどで共有するのも面白いかもしれません。その曲がマラソンの公式スローガンのような存在となり、参加者の気持ちを一つにする素晴らしい記念になるのではないでしょうか。
個人的な目標、憧れの文化を体験する機会
――ずばり、あなたにとって東京マラソンとは!?
私にとって東京マラソンは、個人的な目標であり、憧れの文化を体験する機会であり、この素晴らしい大会を支えるすべての準備への敬意でもあります。そして、自分のペースを向上させるための最高の環境が整った都市で挑戦できることにワクワクしています。
また、世界中から集まる多くのランナーや観客と交流し、ポジティブなエネルギーを分かち合うことができる喜びと大きなチャンスでもあります。障壁はすべて心の中にあるものであり、強く願い努力すれば、どんな目標も達成できるということを東京マラソンを通じて世界に伝えたいと思います。