Interview Relay ~42のストーリーで想いを繋ぐ~
My Tokyo Marathon is…? 自分の物語を紡ぐことができる特別な舞台
- 走る人

東京マラソンへの想いを42のストーリーで繋ぐインタビューリレー。
今回は東京マラソンが初めてのアボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)のレースというMaksym Slobodianykさんの素敵なストーリーをご紹介します。
文化的な旅をリアルに体験できる点がユニーク
――現在掲載されているインタビュー記事で最も共感した記事を教えてください。何km目のランナーの記事ですか?
11km地点のランナー、三津家貴也さんのストーリーに最も共感しました。この記事を一言でまとめるなら、「マラソンはただ走るだけのものではない」という言葉に尽きます。この言葉がとても印象に残りました!
――東京マラソンの一番の魅力、走りたくなるポイントはどんなものですか?
レースを走るだけでなく、開催国が提供するすべての体験を楽しむことがいつも好きです。東京マラソンは、ランニングの情熱と日本の豊かな文化が絶妙に融合した完璧なイベントだと感じています。浅草の雷門のような歴史的な場所から、東京タワーのような現代的なランドマークまで、東京の活気ある街を走ることで、文化的な旅をリアルに体験できる点がユニークです。それに加えて、応援する観客、大会の優れた運営、地元の温かいホスピタリティがさらに魅力的です。これらすべてが、私にとって夢のようなイベントです。そして、私にとっては初めてのAbbottWMMのレースなので、ランニングの旅において忘れられないマイルストーンとなっています。
東京の豊かな文化体験の機会が増えてほしい
――あなたの心が動いた東京マラソン関連のエピソードやストーリーを教えてください
川内優輝さんの話にとても感動しました。彼は、フルタイムの公務員でありながら、2011年の東京マラソンで、3位に入賞しました。特に感動的なのはスポンサーも高価な装備もなく、自分の情熱と献身だけを頼りにこれを達成したことです。彼の話がこんなにも私の心に響くのは、どんな状況であっても、一貫した努力は大きな高みへと導いてくれると私は心から信じているからです。
――東京マラソンは2027年に20回大会を迎えます。世界一の大会になるために、東京マラソンに期待したり、もっとパワーアップして欲しいことはありますか?
私の東京マラソンに対する期待は、引き続き世界で最も安全で、ワクワクするような、そして温かいレースであり続けて欲しいということです。20回大会を迎えるにあたり、もっと多くの参加者が東京の豊かな文化を体験できる機会が増えることを願っています。
例えば、よりインタラクティブな文化展示を通じて、地元のコミュニティとのつながりを強化するような試みがあると素晴らしいです。また、東京マラソンEXPOやアフターパーティーイベントなどで、驚きのイベントを開催するのも良いアイディアだと思います。
特別な場所として心の中に刻まれている
――ずばり、あなたにとって東京マラソンとは!?
私にとって東京マラソンは、他の参加者と一緒に自分の物語を紡ぐことができる特別な舞台です。コースを走りながら、応援している人々との一体感を感じ、ハイタッチを交わしたり、純粋な喜びの瞬間を共有することが大好きです。東京のダイナミックな街並みを通して、小さな発見や深い精神的なつながりを感じる素晴らしい旅です。私の初めてのAbbottWMMとして、私の心の中で特別な場所として刻まれています。