Interview Relay ~42のストーリーで想いを繋ぐ~
My Tokyo Marathon is…? 新たな挑戦、日本への愛を祝う最高の機会
- 走る人

東京マラソンへの想いを42のストーリーで繋ぐインタビューリレー。
今回は東京マラソン2025でアボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM) シックススターフィニッシャーを目指すLori Innamorataさんの素敵なストーリーをご紹介します。
Abbott WMM Six Star Finisherへの最後のレース
――現在掲載されているインタビュー記事で最も共感した記事を教えてください。何km目のランナーの記事ですか?
4km地点の東京マラソン財団事業本部・林良さんの記事です。もともとランナーではなかった方が運営に関わることで、異なる視点からこのスポーツを見ることができたという点にとても共感しました。
また、ONE TOKYOが65万人以上のメンバーを持つクラブに成長し、ONE TOKYO GLOBALも誕生したことに感動しました。ランニングの魅力が本当に世界中に広がっているのを実感できる素晴らしい話でした!
――東京マラソンの一番の魅力、走りたくなるポイントはどんなものですか?
東京マラソンの最大の魅力は、世界トップクラスの大会運営、熱気あふれる雰囲気、そして世界でも有数のダイナミックな都市・東京を駆け抜ける機会を得られることです。
AbbottWMMのひとつとして、東京マラソンは他に類を見ない特別な体験を提供してくれます。世界中から集まる何万人ものランナーと共に走ることで、エリート競技の興奮とコミュニティの一体感を同時に味わえるのが魅力です。
さらに、東京マラソンは私にとってSix Star Finisherへの最後のレースとなります。47歳でランニングを始めた私にとって、まさかフルマラソンを完走することはおろか、AbbottWMM全大会を走破するなんて夢にも思いませんでした。それが現実となる瞬間を東京マラソンで迎えられることは、まさに感無量です。
また、私は2023年7月に日本を訪れる機会に恵まれましたが、今回再び東京に戻ることで、新たな旅の夢を叶えられるのも楽しみのひとつです。東京マラソンへの参加は、ランニングの挑戦だけでなく、この素晴らしい世界を巡る旅の一環としても、とても特別なものになると確信しています!
心を打たれた川内優輝選手のストーリー
――あなたの心が動いた東京マラソン関連のエピソードやストーリーを教えてください。
何度も読み返してしまうほど心を打たれたのが、川内優輝選手のストーリーです。彼はフルタイムの仕事を持つランナーでありながら、2018年のボストンマラソンで優勝という偉業を成し遂げました。それ以前から東京マラソンでもエリートランナーたちと堂々と競い合い、仕事とランニングの両立を続けながら挑戦し続けてきました。
彼の揺るぎない努力、ランニングへの情熱、そして困難を乗り越える強い意志は、まさにマラソンの精神そのものだと思います。
彼のように、努力と情熱があれば不可能はないと証明してくれる存在に、とても勇気をもらいました。私自身、スピードは全く及びませんが(笑)、自分で決めた目標に向かって努力し続けるという点では、とても共感できると感じています。
――東京マラソンは2027年に20回大会を迎えます。世界一の大会になるために、東京マラソンに期待したり、もっとパワーアップして欲しいことはありますか?
東京マラソンはコースそのものが大きな魅力のひとつです。東京都庁、浅草の歴史ある街並み、そして賑やかな銀座エリアなど、東京の象徴的なランドマークを駆け抜けることができます。(すでに訪れたことがある場所ばかりなので、より一層楽しみです!)
そして、私が調べた限りでは沿道の応援が本当に素晴らしいとのこと。観客が道の両側に並び、全力で声援を送り続けてくれることで、どの一歩もエネルギーに満ちたものになるのだろうと想像しています。
レースだけでなく、東京の文化、食、そしておもてなしも魅力のひとつです。フィニッシュ後にラーメンを楽しんだり、活気あふれる街の景色を堪能したりと、すべてが忘れられない体験になるはずです。
もちろん自己ベストを目指しますが、それ以上にこの旅そのものを楽しみたいという気持ちがあります。東京マラソンは、肉体的な挑戦でありながら、感情的にも満たされる特別なレース。そんな伝説的な大会に参加できること自体が夢のようで、考えるだけでワクワクが止まりません!
日本との深い繋がりを感じる特別な挑戦
――ずばり、あなたにとって東京マラソンとは!?
レースの名誉や格式を超えて、私にとっての東京マラソンとは、日本との深い繋がりを感じる特別な挑戦です。
以前訪れた際に、富士山の頂上に登った経験があり、その時に日本の自然の美しさ、文化、そして「努力を重ねる精神」に強く心を打たれました。その体験は私の心に深く刻まれています。そして今回再び日本に戻り、東京マラソンを走ることは、自分自身への新たな挑戦であり、日本への愛を祝う最高の機会だと感じています。
富士山の頂から見た景色の感動は、一生忘れることができません。そして、東京マラソンのフィニッシュラインを越える瞬間には、同じような達成感、美しさ、そして深い愛を感じるのではないかと想像しています。
隅田川沿いを走るだけでもワクワクするのですから、東京マラソンを走ることがどれほど素晴らしい体験になるのか、今から楽しみで仕方ありません!