Interview Relay ~42のストーリーで想いを繋ぐ~
My Tokyo Marathon is…? ランニングでみんながひとつになれる場所
- 走る人

東京マラソンへの想いを42のストーリーで繋ぐインタビューリレー。
今回はマラソン歴1年で9回も完走、そして東京マラソン2025が10回目の42.195km挑戦となるBryan Lipさんの素敵なストーリーをご紹介します。
ボランティアの存在が大会を唯一無二のものに
――現在掲載されているインタビュー記事で最も共感した記事を教えてください。何km目のランナーの記事ですか?
7km地点で紹介されていた東京マラソン財団社会協働事業本部・山本悦子さんの記事です。
東京マラソンはただ走るだけの大会ではなく、イベント全体が特別なものですが、その中でもボランティアの存在が大会を唯一無二のものにしている と思います。最初はボランティアとして関わり、その後、社会協働事業本部で活躍されている山本悦子さんの経験を読んで、とても感銘を受けました。
私自身、ランニングというスポーツを支え、成長させるために、できる限りの形で貢献することが大切だと考えています。山本悦子さんはまさにその姿勢を体現している方だと思います。
――東京マラソンの一番の魅力、走りたくなるポイントはどんなものですか?
日本ならではのおもてなしを体感できることです。
東京、そして日本は世界のどこにもない特別な場所であり、日本中、そして世界中のアスリートや応援する人々とこの経験を共有できる機会は、きっと他のどの大会でも味わえないものになると確信しています。
「ONE TOKYO GLOBAL」のさらなる発展を期待
――あなたの心が動いた東京マラソン関連のエピソードやストーリーを教えてください。
ハリー杉山さんは、私にとって大きなインスピレーションです。「ONE TOKYO GLOBAL」のメンバーである私も、ハリーさんと同じくミックスルーツを持っています。私はアイルランドとマレーシアのハーフであり、ランニングに情熱を注いでいます。実は、ランニングを始めたのはわずか1年前ですが、すでに9回のマラソンを完走してきました。そして東京マラソンが10回目のマラソン挑戦になります。
私はサブ3を目指しています。現在の自己ベストは3時間10分07秒。まだあと少しですが、必ず達成したい目標です!
――東京マラソンは2027年に20回大会を迎えます。世界一の大会になるために、東京マラソンに期待したり、もっとパワーアップしてほしいことはありますか?
とてもワクワクしますね! 東京マラソン財団の皆さん、本当におめでとうございます!この大会が素晴らしいものになることを確信しています。
昨年、私はベルリンマラソンの50周年に参加することができました。そして偶然にも、自分自身も50歳の節目 を迎えた年でした。
東京マラソンがさらにパワーアップするために、私が期待することは「ONE TOKYO GLOBAL」のさらなる発展です。私はこのプログラムの初年度メンバーなのですが、特別イベントの参加や、限定のフィニッシャージャケットまで多くの特別な体験をさせていただきました!
もっと多くの人が「ONE TOKYO GLOBAL」の魅力を知り、メンバーになれるような機会が増えると嬉しいです。実は私も、このプログラムを通じて東京マラソン2025の出走権を獲得しました! これからの発展を楽しみにしています!
どんな人でも受け入れてくれる大会
――ずばり、あなたにとって東京マラソンとは!?
私にとって東京マラソンはとても特別な存在です。私のパートナーは日本と他の国のミックスルーツを持つ人で、私自身もマレーシア系のミックスルーツです。
東京マラソンは世界中から集まるランナーを歓迎し、どんな人でも受け入れてくれる大会です。国籍、人種、ジェンダー、セクシュアリティに関係なく、すべての人が同じ目標を持ち、ランニングというスポーツでひとつになれる場所だと感じています。
私はプライドハウス東京の大ファンであり、「International Front Runners(フロントランナーズ)」のアジア太平洋地域代表として、世界120以上のランニングクラブ・20,000人以上のLGBTQIA+ランナーをサポートしています。そして、新たに誕生した「Tokyo Front Runners」を応援できることがとても楽しみです!
東京マラソンは、多様性を尊重し、みんなが一つになれる素晴らしい大会です。