Interview Relay ~42のストーリーで想いを繋ぐ~
My Tokyo Marathon is…? 人生で最も楽しみなイベント
- 走る人

東京マラソンへの想いを42のストーリーで繋ぐインタビューリレー。
今回は、東京マラソン2024で初マラソンにチャレンジしたtn2024さんの素敵なストーリーをご紹介します。
一番の魅力はコースレイアウト
――現在掲載されているインタビュー記事で最も共感した記事を教えてください。何km目のランナーの記事ですか?
6km目の東京マラソン財団運営統括本部の新田祐己さんの記事です。全てのランナーに最高のマラソン大会を提供するために、我々の目に見えないところで懸命に活動していただいている姿にとても感動しました。ボランティアや一緒に走るランナーはマラソン当日に見かけることができ、共に東京マラソンを作り上げている仲間という意識を持ちやすいですが、運営側の方々とは直接会う機会がないために感謝の気持ちを忘れかけている自分がいました。記事を読んだ後に心から「ありがとう」の気持ちを持つことができました。
――東京マラソンの一番の魅力、走りたくなるポイントはどんなものですか?
一番の魅力はコースレイアウトです。最初の6kmが下り坂で、その後は大部分がフラットコースとなり記録や順位を狙うランナーに対して競技性の高い大会です。また、東京ならではの観客の大声援に後押しされて、日常では味わえない高揚感に包まれながら走ることで、他の大会と比べて自分の力を発揮しやすい大会と思います。また、浅草や東京タワーといった東京の観光名所を巡って走ることができるためファンランを目的とするランナーにも嬉しいコースですし、都心の広い道路を封鎖しており車いすランナーでも安全なコース設計となっているので、東京マラソンを愛する全ての人々が満足できる大会と感じています。
ボランティアのためにも完走して皆で成功させたい! 
――あなたの心が動いた東京マラソン関連のエピソードやストーリーを教えてください。
私の初マラソンは東京マラソン2024でした。前日にスタート地点の下見に行ったときにスタートエリアでボランティアをしていた方がとても印象に残っています。そのボランティアの方は以前ランナーとして走っていた経験があったことから、ランナー目線でのサポートが非常に上手でした。最寄り駅からスタートブロックに行くために混雑しない道順をわざわざ教えていただいたことや、衣類回収ボックスに防寒着を捨てられなくても沿道で袋をもっているボランティアに渡すことができる、といった参加案内には書かれていない細やかなアドバイスをいただけたことで初マラソンに対する不安を取り除くことができました。私だけでなく、次から次へと質問に来るランナーに丁寧に接する姿を見て、自分のためだけでなく、ボランティアのためにも完走して、東京マラソンを皆で成功させたい!と強く思った瞬間でした。
単調な毎日が変わり、日常に彩りが増えた
――ずばり、あなたにとって東京マラソンとは!?
東京マラソンは人生で最も楽しみなイベントであり、今では生活の中心軸です。東京マラソンがあるから練習に励み、健康的な生活を送って当日を楽しく迎えられるようにしよう!と毎日のようにワクワクしています。
そして、多くの運営の方々やボランティアの支えがあって大会が成立していることを肌で感じ、日々の生活で裏方に徹している方々へ感謝の気持ちを持つことの大切さに改めて気づかされたのは東京マラソンの存在があったからです。それぐらい東京マラソンは私のライフスタイルに大きな変化をもたらしました。マラソンを通じた人との繋がりも増えて、家と会社の往復だった単調な毎日が変わり、日常に彩りが増えたようにすら感じます。
東京マラソン2026に参加し、自己ベスト更新と大会に関わる全ての方々と協力して大会を成功させます!